晴れた日には自転車で

都城を中心にその周辺を走り回る自転車ブログです。古びた自転車だけどまだまだいけます!

過去の自分から学ぶこと

先日、ふと思い立ってずっと前に貰った手紙の束を取り出し、読み返してみた。

高校の部活の後輩の女の子から貰った手紙、同級生の女の子から貰った手紙、その当時付き合っていた年上の彼女から貰った手紙、当時の職場で知り合った年上の女性から貰った手紙。

貰った手紙だけしか残っていないから(当然だけど)、そのころの自分がいったい何を考えて生きていたのか、客観的に知ることができた。でも、やっぱりいい事しか書いてないから、つい自分を美化してしまいがちになるけど、よくよく考えると、その人たちの気持ちを振り切って(というかないがしろにして)生きてきた結果が今在るわけで、若さというのはひどく残酷なものだと思う。
手紙の中で繰り返し出てくるその頃の自分の姿は、人の話をよく聞いているようだけど、自分の気持ちを余り人に話さない人間。傷つきたくない人間の典型例。
 でも、振り返って今の自分を見てみると、ほとんど変わっていない。むしろ頑固になって前よりひどくなってきている。

そのころの自分に言いたい。もっともっと人の気持ちがわかる人間になれと。もっと自分の気持ちを素直に伝えられるようになれと。しかしどう足掻いてもそうする事は出来ない。
それだったら、これからの自分に言ってやろう。周りを傷つけるようなことを平気で言うなと。相手の気持ちを考えられる人間になれと。そしてもっと自分の考えを相手に伝えようと。