串間市 赤池渓谷までぼっちポタ ~その2
さて、久しぶりの更新となってしまいました。
頑張って続きを書いていきましょう。
ここ高岡口から県道65号南之郷志布志線を南下する。
ここまでで30km走っていた。
この道は広い2車線でありながら、ここまでのアクセスが良くないためか
自動車の通行が少なく、まさに自転車で走るためにあるような道路だ。
すぐに下り坂が始まり、少し行くと花房峡への入口がある。この時期は
看板にある千本桜のとおり、いろんな種類の桜が咲いているようだ。
さらに下っていくと、下り終わる少し手前のところに、愛の里というお店がある。
七輪の炭火で鶏肉を自分で焼いて食べることができる。
20代の頃仲間達と一緒に食べに来たことがある。なかなか美味しかった。
焼き鳥以外にもいろんなメニューがあるようだ。しかし今日は行かないのだ。
道はずっとこんな調子で気持ちよく走ることができる。坂道だが大した
斜度はないので、あまり疲れずスイスイ走れる。
こんなところに鬼が。笑っている。しかしどういう意味の看板だろう。
グーグルストリートビューで見てみたら、近くに「神楽の里 田之浦
ふるさと交流館」の看板があった。調べてみると、2年に一度、奇数年の
11月の最終土曜日に神楽が奉納されるそうだ。この鬼はその神楽の面か
何かだろう。
この先の110号線を左折し、四浦へ向かう。
ここは初めて通る道だ。
道幅が狭くなった。こんな小さな道が大好きだ。
距離計は40kmを示していた。
小さな田んぼが広がっていた。
暖かくのんびり気分になった。
坂がだんだんきつくなってきた頃、こんな河童の看板があった。
どうやら雌らしい。ビーチクがはみ出していた。
またあった。今度はしっかりと隠している。
こんな感じの坂道が続いていく。車はほぼ通らなかった。
貸し切りだった。1人で走るにはもったいない気がするいい道だった。
このきつい坂に誰かを道連れにしたい。
道路沿いの崖の上に、蜜蜂の巣箱のようなものが置いてあった。
珍しい。子供の頃に実家の近くのおじさんが蜜蜂を飼っていたのを思い出した。
越路峠に着いた。峠は風が通り抜ける。
坂道を上ってきた身には心地良い。
また河童。今度は裸が恥ずかしくなったのか赤くなっていた。
峠を越えると下り基調となり、四浦に着いたら暖かい歓迎を受けた。
温泉もあるようだ。湯治場らしい。こんな山奥の温泉にゆっくり入ったら、
病気もすぐ治るんじゃないだろうか。
四浦小学校。今は休校中だそうだ。地元の方々が手入れをされているそうで
きれいにされている。標語が力強い。
ここでしばらくどちらに行ったものか悩む。右への道は地図を見ると距離は
近そうだが、本線ではなさそうだ。上るのは嫌だったが左へと進む。
左も案の定きつい上りだった。
ガードレールから覗き込むと、川が流れており、対岸に道が見えた。
あの道がさっきの分岐した道らしい。低いところを走っているようだが、
地図で地形を見るとこの先で一旦尾根に上るらしい。
あとでストリートビューで確認したところ、やっぱりかなり長い直線の
上り坂だった。良かった、行かなくて。
少し我慢して坂を上ったら、こんな広い下り坂になった。ほっとした。
県道34号線にぶつかった。
赤池渓谷はもうすぐだ。
やっと着いた。ここまでで52km。
自転車もしばし休憩。
結構広いみたいだ。
さあ、今日の目的地にやっと着いた。しばらくここで休憩しよう。
つづく。