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晴れた日には自転車で

都城を中心にその周辺を走り回る自転車ブログです。古びた自転車だけどまだまだいけます!

朝の散歩で

 7時に起きて散歩に出かけた。
 ジーンズに長袖のシャツを着ていたのだが、真正面から照りつける太陽光がとてつもなく暑く、まるで夏が来たようだった。その上湿度が高いのか蒸し蒸しして、せっかく朝の爽やかな空気を楽しもうと早起きして出てきたのに、却って気分が悪くなった。
 いつも通り乙戸神社に向かった。どこかの家で仔猫が生まれていないか気を付けながら歩いていったがどこからも出てこなかった。乙戸神社に近づいたら境内から人の声がした。境内でのんびりストレッチ体操などしたいなと思っていたが人が居ては恥ずかしくてやりにくいのでちょっと河川堤防を歩いて頃合いをみてまた戻ることにした。
 河川堤防の上は風が吹いていて気持ちが良かった。芝生の上を歩いてみたくなったので河川広場へ下りてみた。川のすぐ側を歩いた。すると、足下に黒い物体が転がっていた。犬のフンだ。危うく踏みそうになった。何が愛犬家だ、と小声で毒づきながらまた踏みそうになるといけないので用心して下ばかり見て歩いていった。
 川に下りていった。水は流れが停滞していて茶色く濁っていた。魚のいる気配がしない。川と言うよりまるで池のようだった。つまらないのでまた広場に上がった。
 広場には犬の散歩をしている人やジョギングをしている人、ぶらぶらと歩いている人などが居た。暑かった。やっぱり自転車にすれば良かったと後悔した。
 もうそろそろ神社の人たちは居なくなっているだろうと思い、行ってみることにした。声のした方の入り口からではなく反対側の大通り側から入ってみることにした。そうしてもしまだその人達が居たとしてもお参りをして自然な流れで歩いて反対側から帰っていけばいいと思ったからだ。
 境内には若い男女二人が居た。何ごとか話をしているようだった。お参りを済ませ、帰りつつ様子をちらりと窺ってみると、どうやら痴話げんかのようだった。遅く帰ってきた女の行動に不審な点があるので男がそれを責め立てているようだ。ちょっと聞いただけでそこまで内容が解ってしまった。女の荷物が地面に散乱していた。女は石に座ってうなだれていた。男はその前にかがんで大声で責め立てていた。暴力をふるっているわけではなさそうだったので関わらないことにした。
 そして歩いて家に帰っていった。するとまた犬の運古が落ちていた。犬の運古は猫のほどは臭くないが、大概地面に露出したままになっている。これが陽に照らされ雨に打たれ次第に乾燥して粉々になり細かい粒子になって風に乗り、人間の鼻や口から体に入ってくると思うとやりきれなくなってくる。

 家に帰ってきてからしばらくして朝ご飯を食べ、紅茶を飲んで本を読んだりしてさあ仕事に取りかからないといけないんだけどなあ、と思いつつもなかなか気が乗らず、10時半になったのでちょっと自転車で小一時間ほど走ってくるか、と思ったのだけど天気も悪くなってきていたしどうしようかなと思って裏庭を眺めたところ、草がぼうぼうに伸びていた。実は前から気づいていたのだけどもなかなか忙しかったり気が乗らなかったりしてそれこそ延び延びになっていた。先憂後楽という言葉を思い出し、まあ、今日やらなかったらたぶんまた当分はやらないだろうなあ、そうしたらもっと草ぼうぼうになって益々やる気が出なくなるだろうなあ、じゃったら今日、今やってしまおうや、そう思うが早いか作業着に着替えて帽子をかぶり長靴を履いて手には手袋を嵌めてさっそく取りかかった。
 まずは前庭の草から取り始めた。もう春草も花のシーズンを終え、実りの季節を迎えていた。ということはどういう事かというと、種が落ちてまた来年この草がさらに勢いを増して生えてくるということだ。いっそのことガスバーナーですべてを焼き払ってやりたい気持ちになったが、街中で草など燃やそうものなら苦情が市役所に通報され警察が来て廃棄物処理法違反で逮捕されてしまうので止めておいた。
 続いて裏庭の草取りに取りかかった。ニラを植えているのだが土が痩せてきているのか色が薄くひょろひょろと伸びている。今年こそ他へ植え替えてまたいいニラを作りたい。レモングラスが去年の枯れた株から一本だけ新芽をのばしていた。良かった。もう今年はだめかと思っていたのだ。でも植え替えた方がいいかもしれない。肥料切れかも。
 
 さて、草取りも終わったことだしこれで晴れて自転車に乗ることができる、そう思って空を見上げるとだんだん黒い雲が増えてきていた。天気予報では午後3時頃から雨が降るようなことを行っていたので急がなければと思い昼飯はおにぎり一個を作って食べ水分をたっぷり取って出かけた。
 とりあえず久しぶりなので堤防コースを走ることにした。風がとても強くそれが気がかりだったが、南風だったおかげで行きは追い風で楽にスピードが上がった。久々にも関わらず35キロ、40キロもスピードが出た。ということは帰りはこの逆で、おそらく20キロ前半位しか出ないと予想できた。コースの真ん中辺まで来たとき、小さい水滴が腕にぽつぽつと当たった。もう少し行ってみようかと思っていると粒が大きくなってきたので、来た道を振り返ると黒い雲がどんどん近づいてきていた。ああ、もう今日はよしておいた方がいいわ、予報が早くなったんだわと考えて引き返すことにした。
 帰りは強烈な向かい風で、どんなに漕いでも25キロを上回ることはできなかった。仕方がないので軽いギアにして高ケイデンストレーニングをすることにした。しかし早くしないといつ本降りになるか解らない恐怖におびえつつも引き足に重点を置いて漕ぎまくった。何とか間に合って雨もやみつつあったのでほっとした。正味30分ほど、距離にして約10キロ。久しぶりだったのでこれでもかなり疲れた。こんなんで来月の県体の山岳競技に出られるのか心配になってきた。