鳥。
朝から部屋にこもって仕事をしていました。
単純なようで結構神経を使う書類づくりです。
途中、おなかを空かせた子供達にせがまれてドーナツづくりの手伝い。
ちょうどいい息抜きになりました。
その後6時頃までまたこつこつと仕事。
一日中外に出ないのも辛いので、ちょっと自転車で公園に行くことに。
神社にお参りし、仕事がうまくいくようにお願い。
その後歩いて池の周りをぐるりとまわった。その途中、なぜか地面から竹の子が頭
を出していた。しかしよく見るとそれは大型犬のうんこ。危なく踏みそうに
なりかけました。
それから川の側の遊歩道に出た。夕方で小さい虫が飛んでいるからでしょう、小魚がぴんぴん飛び跳ねていました。子供の頃だったら飛び込んで捕まえていたでしょうなあ。釣り好きでしたし。
ひょっと進行方向を見ると20メートルほど先に猫が座っていました。思わずちっちっちっちと呼んでみたのです。ところがそいつはものすごい勢いで走って逃げていきました。何もそこまで。一体自分が何に見えたんだろう。
ぶらぶらと歩いて川下まで来て、また道路に上がりました。それから引き返して歩いていると、道路わきの茂みになにやら黒い動物がいる気配が。のぞき込んでみますと、なんとカラスが仰向けに倒れていました。両足を揃え、目は見開き、首は右に曲がっていました。生きているのか確かめるため息を吹きかけたり声をかけたりしたのですが、まったく反応無し。顔のあたりをよく見ると蟻がたかっていました。おそらく今日死んだのでしょうが、それにしても不思議な状況でした。
それからまた歩いてメマツヨイグサの花を見たり、一輪だけ咲いた八重桜の花をじっくり眺めたりして橋の袂まで来ると、さわさわとした流れの中を小魚が盛んに飛び跳ねていました。しばらくすると、白鷺が晩ご飯を食べにやってきました。大きな体を揺すりながら抜き足差し足して何とか一匹は食べることができました。しかしその後はどうしても捕まえられない様子。すぐ側ではぴんぴん飛び跳ねているのに、大きな体が災いしてのたのたしているせいか逃げられてしまうようです。ああ、今夜はハラが減って寝られそうにないや、とほほ。という声が聞こえてきそうでした。
楠の花の香りでしょうか、甘くすがすがしい香りが神社に漂っていました。